新潮社の百田尚樹をヨイショするというキャンペーンがネタでも面白くないと新潮社のファンなどから反感をかっています。
今回はキャンペーンの内容やキャンペーンの経緯について見ていこうと思います。
目次
新潮社の百田尚樹ヨイショキャンペーン
百田尚樹の最新小説『夏の騎士』を
ほめちぎる読書感想文を募集!このアカウントをフォローの上#夏の騎士ヨイショ感想文 をつけて
感想をツイートして下さい。
※ネタバレは禁止百田先生を気持ちよくさせた
20名の方に、ネットで使える
1万円分の図書カードを贈呈!期間:10月25日23:59まで pic.twitter.com/U4Pj8Ukm84
— 新潮社 (@SHINCHOSHA_PR) October 4, 2019
見ての通り百田尚樹の最新小説である「夏の騎士」を読んで百田尚樹を褒めちぎるツイートをして、その中からプレゼントをするキャンペーンというもの。
本来であればツイッターのよくあるキャンペーンとして百田尚樹の「夏の騎士」を広める手段になるはずでした・・・。
しかし、このあからさますぎる百田尚樹推しにネットでは疑問や反感を買うことに。
ネットでは気持ち悪いし面白くないの声・・・
これほど最低なキャンペーンはそうそうない。成りすましアカウントの釣りかと思ってしまった。新潮社さん大丈夫ですか? pic.twitter.com/aE54wtPYPc
— うみねこ博物堂 (@umineko22) October 4, 2019
もうリツイートもしたくないレベルなんですが、新潮社が愚かしくグロテスクなことを始めた。これは誰が対象とかではなく、これを企画し、キャンペーンを認めた新潮社の良識を疑う。
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) October 5, 2019
「作者を気持ちよくさせる感想文を書いて1万円」とかいう新潮社のキャンペーン、マジで何なんだあれ。端金目当ての阿諛追従と予め分かってる文章なんて、百田自身ですら読んでも虚しかろうに、まして他人にとっては紙と文字でできた糞便じゃん。
— 朱奈 (@chounamoul) October 4, 2019
新潮社のあれ、出版社が「作家をヨイショしよう!」なんてキャンペーンを組んだら、まともな神経の作家は「ふざけんな!」って怒るはず。ということは、あれは作家側からの提案で、それに出版社も乗っかったということなのか……。どうか違うと言ってください。
— とみさわ昭仁 (@hitoqui_ponko) October 5, 2019
ネットでは散々な言われようで新潮社のファンからは呆れているや、同じ小説を書いている作家の方などもツイッターで反応していますが、マーケティング的には一般的なんでしょうがどうかと思うと疑問の声が上がっていますね。
中にはこんな意見を言う方も・・・。
百田尚樹先生の『夏の騎士』読書感想文コンクール、ヨイショを前提に1万円図書カードを20人という企画が色々言われているけど、個人的にはむしろ「天下の新潮社がミリオンセラー級の作家に対して打つキャンペーンの予算が20万円」という事実が前澤社長の100万x100人と比較して出版業界の厳しさに以下略
— cdb (@C4Dbeginner) October 4, 2019
たしかに、キャンペーンの予算が20万円という決して安くはないですが100万円くらい予算を使っても良いところを20万円という予算でキャンペーンをやっているあたり純粋なマーケティングという面だけではなさそうです。
このリアルな値段だからこそ、百田尚樹をヨイショして気持ちよくさせるという面が大きい気がしてしましますよね。
感想というのはそもそも自主的に起こるから価値があるのであってキャンペーンでやるというのはリスキーな気はしますけどね。
ホリエモンなんかは自身のツイッターで自身の本についての感想ツイートをリツイートしているのでキャンペーンではなくそのくらいにとどめておいたほうが良かったかもしれませんね。
本人自身も感想ツイートについて結構気にしている?
別の作品で「錨を上げよ」という本を出版したときには自身のツイッターでこう呟いています。
『錨を上げよ』の感想ツイートがあまり上がってこない……
見城さんと岡さんの熱のこもった解説に対する感想はほとんどない。
やっぱり『錨を上げよ』は読みにくい小説なのかなあ……— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) October 3, 2019
大御所の有名な方でも結構気にされているんですね・・・。
この「錨を上げよ」のツイートからもわかるように本人自身感想がツイートされているかいないかは気にしているみたいなので、
今回の百田尚樹の最新小説である「夏の騎士」では出版社からか本人主導かはわかりませんが、今回の百田尚樹ヨイショツイートキャンペーンのようなものを提案したのではないでしょうか?
本来であれば小説を書いている身からしたらこんな形で感想をもらうのは気分が良くないはずですからね・・・。
すべては新潮社の思惑通り?
このような形で反応があるとは思ってもなかった新潮社ですが、炎上するということは基本的には注目が集められて炎上している本人たちは売上などが上がるというなんとも皮肉なものです。
新潮社ももうおしまいですねw
こういう炎上商法やらないと、売ることもできないんですね。
『日本Wiki』みたいなデタラメな本を出すような作家の応援なんかするんだったら、もう新潮社の本は買いません。 https://t.co/islPdV62Bl— 川崎とフロンターレLOVE(目下怪我療養中) (@dorian5963) October 5, 2019
新潮社のアレ、炎上商法なのかな(とりあえず認知度は上がりそう
— ザンバ (@akaikoudan) October 5, 2019
週刊新潮での嫌韓煽り、新潮45の杉田水脈氏生産性発言、今度は百田尚樹氏とのタッグですか?これも炎上狙いなのかね。ヘイトとかでお金儲けするなよ、落ちたな新潮社。 https://t.co/gmFojomlfL
— gomachan (@gomacha55209875) October 5, 2019
週刊新潮での嫌韓煽り、新潮45の杉田水脈氏生産性発言、今度は百田尚樹氏とのタッグですか?これも炎上狙いなのかね。ヘイトとかでお金儲けするなよ、落ちたな新潮社。 https://t.co/gmFojomlfL
— gomachan (@gomacha55209875) October 5, 2019
炎上商法としては成功したみたいですが、長年の新潮社のファンや百田尚樹のファンからは反感を買ったみたいなのでどうとも言えませんね。
マーケティングにはパレートの法則というものもあるので長年のファンを大切に出来ないとなると厳しくなってきそうです。
パレートの法則とは
- Webサイトは、2割のページにサイト全体の8割のアクセスが集中する
- 売上げの8割は、全体の2割の顧客で占めている
- 売上げの8割は、全体の2割の製品で占めている
- あるソフトウエアの利用者の8割は、全体の2割の機能しか使っていない
- 勤務時間の2割で、その日のアウトプットの8割を実現している
この炎上商法で一時的な売上は上がるかもしれませんが、今後はどうなっていくんでしょうかね。
今回は【新潮社】百田尚樹の最新小説「夏の騎士」ヨイショキャンペーンについて見ていきました。