最近、ロンドン在住のデザイナーのDani Clode さんが発表した、第三の親指といわれる「The Third Thumb Project」。
右手の小指の隣に3Dプリンターで作られた指を追加したものです。
従来の人間の親指が右腕左腕合わせて二本なので三本目ということになります。
人間の指は合わせて十本で、腕が二本という常識を覆発想を覆し開発されました。
製作者のClodeさんは、人間の指が増えたらどう役に立つのだろうかと疑問に思い今回のプロジェクトをはじめて完成させた。
発想はあるのに実際にやったりする人って少ないと思うんですがClodeさんは完成させたということで、行動力だったり好奇心がすごいですよね。
[qauds id=1]目次
第三の親指の使い方
この指の使い方は靴の裏底についている圧力センサーで操作することが可能です。
最初は難しいと思いますが、なれると意外とそうでもないようです。
Clodeさんは実験としていろんな人にこの第三の親指を使ってもらったそうです。
その結果は、ほとんどの人が生活がちょっと楽になったというものでした。
この「ちょっと」って結構大きいですよね笑。
身体拡張とAH
第三の指などは身体拡張と呼ばれるもので、本来の人間の体に機械などを付けて体を拡張させることで補助の役割や今まででは出来なかった動きが出来るなどの利点があり最近注目を集めています。
指が一本増えるだけで様々なことが可能に、より容易に行うことが出来る。
身体拡張はじわじわと私たちの日常に浸透してきている。
目で見ることで身体が動かなくても機械が認識して文字を打てるようなもの。
映画アイアンマンのパワードスーツのようなもの。
第三の親指のような日々の生活を便利にしていくものも。
もしくは離れた人の視覚をジャックして空間を共有することだって可能になるかもしれないです。
VRやARの次に広がっていくのがAH(Augmented Human)
ゲームの分野で認知度が広がったVR、スマートグラスなどの身近なモノによって広まったAR。
人間がロボットなどのAIに仕事を奪われるといわれている現在。
AIなどのロボットではできないことを人間がする分野において、人の補助や効率的にこなすためにいい効果を発揮してくれるんじゃないしょうか。
また、身体拡張もIotと融合することでとんでもなく進化していきそうです。(Iotの記事はこちら)
[qauds id=2]まとめ
今回は親指を増やすことからAHという分野があるということがわかりました。
狩りをしていた時代の人はこんな時代になるなんて思ってもみなかったでしょうね笑。
正直、最近の人類の成長は早すぎて良い意味でついていけないレベルになっています。
そんな時代だからこそ常識にとらわれず、柔軟な考え方が必要になっていくと思います。
最近はどんどん常識なんてものは壊されていってますからね。
昔の考え方を頑固に守っていたら置いてけぼりにされちゃいますからね笑。
便利なものはどんどん利用して楽しく生きていけるといいですよね!
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